ニック・ケイヴがH.G.ウエルズ役で出演していた


先日、映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』を観に行き、把握していなかったため驚いたことに、いきなりニック・ケイヴがH.G.ウエルズ役で出演していた。
登場はほんの少しだったけど十分なインパクト!!
何だか髪の毛が増えたような気がしたけど、下向きで生え際を見ていないからかも…

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ニック・ケイヴってたま~に映画に出ている記憶がある。
演奏シーンでの出演ではなく役者として出ているのをいくつか観ている…と言ってもとっさには思い出せず、やはりいちばん印象に残っているのは『ベルリン・天使の詩』、強烈にカッコよかった。


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実はこのMVの頃のニック・ケイヴ&バッド・シーズを生で観ている。
今となっては信じられないことに、何と札幌でライヴが行われた事実が~
場所はススキノにあったライヴハウス、名前もどこにあったのかも全く覚えていない。
同じころ好きだったローザ・ルクセンブルグのライヴもそこで行われ、私はその2回しか行ったことがなく、知らぬ間になくなっていた幻のライヴハウスだ。

ニック・ケイヴは赤ではなかったけど、たしか真っ白の開襟シャツに黒ベスト、足が尋常じゃなく細く、前のめりで歌う姿はしっかりと目に焼きついている。
そして、バッド・シーズに参加したノイバウンテンのブリクサの佇まい(顔も)が、とにもかくにもカッコよくて (♥ω♥*)
…でもギターがどんなだったか実はあまりよく覚えていない。

それなのにニック・ケイヴにライヴ終了後、フロアーの上にあった楽屋から「上がっておいでよ」となぜだかがっつり言われたことはよ~く覚えていたりする、きっと他にも言われていたコはいたと思うけど。
もちろん怖くて遠慮しましたよ~

私はどちらかと言えば、バッド・シーズよりバースディ・パーティの方が好みだった。
解散してしまったためそのままバッド・シーズへ流れたものの、初期のアルバムは何枚か購入し聴いてみたけど、当時はよくわからなかったんだと思う。
ものすごい強烈なものを観た興奮と満足感はしばらく尾を引いたものの、振り返ってみると本当に記憶が曖昧。

なのでバースディ・パーティの好きだった曲を貼って喜びます。
今聴くととってもNWだわ~ ^ ^


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こちらもさらにNW色強し!
PiLもそうだけど、当時こういう感じのギターが好きだったNW時代の私…。


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吠える叫ぶニック・ケイヴ!!
土着的なリズムの感じが好きだった曲。


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そして懐かしいの見つけちゃった♪
可愛いブリクサニック・ケイヴ、これは完全に女子に向けてって感じ。
バッド・シーズってこんなんじゃなかったはず。


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ライヴを観たあたりから私は急激にルー・リードに傾いていくため、あまり積極的に聴くことはなくなってしまったけど、その後カイリ・ミノーグやPJハーヴェイなど女性アーティストとコラボしている印象が強い。
あとは気の毒なことに、息子を続けて亡くしていることとか…。

暗黒の帝王のようなイメージは変わらぬまま、気づくと何だかとってもメジャーで多才なアーティストになっている感じ。
良きことだわ。